エチオピア イルガチェフェ ナチュラル(100g)

赤ワインやストロベリーを感じる個性的な風味、ナチュラル精製で丁寧に仕上げた特別な味わい。
選び抜かれたグレード1（G-1）規格の究極のイルガチェフェ・コーヒーです。

香りは 赤ワイン、ストロベリー、紅茶、ローズ、蜂蜜、マスカット、ピーチ、アプリコット、オレンジなど。完熟なフルーティさが広がるなか、様々な香りが複雑に絡み合います。
濃厚な甘い香りのなか完熟フルーツを漬けたフルーツティーのような個性的な風味が芳醇に広がります。

奥に感じる熟したオレンジのようなジューシーで甘い酸味。
ストーンフルーツやシトリックを感じる優しい酸の印象も、非常に個性的な感覚です。
甘味とともにこの明るい印象の酸が華やかに、そしてふわりと包み込むように広がります。

強いボディ感など全く感じない、甘味すら感じる柔らかな苦味です。
余韻として残る事はなく、あくまでも脇役として全体を柔らかく支えています。

様々なフルーツが絡み合うフルーティな風味の印象が滑らかなボディ感の中で広がるコク。
蜂蜜を感じる甘味も、滑らかで優しい感覚で混ざり合います。
クリーンなカップが描くアフターテイストには、ジューシーな甘味がいつまでも残ります。


【生産国・グレード】アフリカ エチオピア　チルフィートG-1
【生産農園・標高】イルガチェフェ・エリアの小農家　FALCON社指定CWS（標高1,750m〜2,200m）
【農園所在地】エチオピア南部 シダモ地区イルガチェフェ・エリア
【品種・精製】エチオピア在来種　ナチュラル精製 天日乾燥（アフリカンベッド）

味の特徴：［すっきり］印象的な風味と柔らかなコク
焙煎度合：中煎り

●このコーヒーについて

コーヒー発祥の地、エチオピア。
多くの原種に近い在来種（ゲイシャ種含む）が残る特別なコーヒー産地国ですが、中でも南部シダモ地区に広がる「イルガチェフェ・エリア」は、その名がコーヒーの香味を表す風味表現に使われる程の個性的味わいを作り上げる特別な産地として世界的評価を受けています。
そのイルガチェフェから、ナチュラル精製によって丁寧に仕上げられた特別なコーヒーが届きました。

イルガチェフェとは、エチオピアの公用語アムハラ語で「湿地と草原」を意味します。
その言葉の通り、この地域は豊富な水源、1,750m以上、高いエリアでは2,200mにもなる栽培地の標高が産む昼夜の特殊な寒暖差、また生産性は低いですが多く残る在来品種、肥沃な土壌、そして有機質肥料の使用など、個性的な環境に恵まれています。
その環境がこのエリアにしか出来ない特別な香味特性を産み出すのです。

10月頃から収穫が始まり、完全完熟のチェリーのみを丁寧にハンドピック、乾燥工程へ。
乾燥工程ではアフリカンベッドの上にチェリーが広げられ、除去しきれなかった未熟なチェリーも選別されます。
ゆっくりと時間をかけて乾燥を進めることで、しっかりとした甘味や複雑な風味が感じられるクリーンなコーヒーに仕上がります。

世界的評価を受ける、エチオピアにおいて特別な生産エリアである「イルガチェフェ」。
ナチュラル精製で仕上げた、特別な香味をお楽しみください。


●グレード1（G-1）規格の、選び抜かれた究極のイルガチェフェ・コーヒー
イギリスに本拠地を構える輸出業者FALCON社。
彼らの一番の強みは、協業するコーヒー・ウォッシングステーション（CWS）との強固なパートナーシップです。オークションが主な調達元であるエチオピアにおいて、コーヒーのトレースや継続性を求めることは非常に難しい環境ですが、その強みがあるからこそFALCON社にしか出来ない品質を誇るイルガチェフェだと言えるでしょう。
そしてこの「イルガチェフェ チルフィートG-1」は、FALCON社とパートナーシップを組む「CWS」の中でも最も高品質を作り出すサイトのみをノミネートし、さらにその中からその年一番良質なコーヒーを作った「CWS」の原料に与えられた特別なブランド名となります。
規格もグレード1（G-1）と、まさに選び抜かれた究極のイルガチェフェ・コーヒーです。